はじめに
「入試数学の掌握 総論編」は、難関大学、特に京大・東大や医学部といった高度な数学力が求められる受験生に向けた非常に難易度の高い参考書です。
大半の受験生にとっては手を出す必要がなく、一般的な大学入試には「青チャート」や「1対1対応の演習」などの問題集で十分な対策が可能です。
しかし、「もっと高みを目指したい」「受験数学を極めたい」という生徒にとって、入試数学の掌握は挑戦する価値がある一冊です。
本記事では、「入試数学の掌握 総論編」の特徴や難易度、どのような人におすすめか、効果的な進め方について解説します。
この記事を読むべき人
・入試数学を極めたい人
・難関医学部、トップレベル合格を目指す人
・数学を得点源にしたい人
この記事の筆者については、こちらからご覧ください。
タイトル |
|
レベル | ★★★★★★★★⭐︎⭐︎(9〜10:入試数学極レベル) |
著者 | 近藤至徳 |
ページ数 | 214頁 |
出版社 | エール出版社 |
価格 | 1,650円 |
購入先 | Amazon、書店など |
こんなお悩みありませんか?
「勉強を集中できる環境が欲しい」
「周りの環境で本当に大丈夫かな…」
「勉強が楽しくない」
「勉強へのハードルが高すぎる」
「家だと勉強に集中できない」
「勉強を一緒にするライバルが欲しい」
「質問できるオンライン自習室を探している」
「効率的な勉強方法を知りたい」
「コスパがいいサービスを探している」
Cocoオンライン自習室なら、そんなお悩みを全て解決します
✅ 京大生に質問し放題
✅ 圧倒的なコスパ
✅ 効率の良い勉強時間の確保
そのほかにも魅力がたくさんで、今なら”1ヶ月無料クーポン”配布中!
総論編の特徴と他の参考書との違い
「入試数学の掌握 総論編」は、基礎・標準レベルから一段階上の思考力が要求される問題が数多く収録されています。大学の実際の過去問の解説がされています。
解説の多さ、一問から得られる知識はNo.1の参考書です!
以下に他の参考書との違いと特徴を紹介します。
1. 青チャートと基礎問題精講との違い
「青チャート」や「1対1対応の演習」は基礎力・標準力をしっかりと養成するのに適した参考書です。
「青チャート」は、受験生の間で絶大な人気を誇る数学の参考書シリーズです。正式名称は「チャート式 基礎からの数学1+A」ですが、その表紙の色から「青チャート」として親しまれています。青チャートは、受験に必要な問題を網羅的に扱っていることで知られ、基礎から応用までの問題が一冊にまとめられている点が大きな...
どちらも標準的な問題を中心に、必要な解法パターンや解答プロセスを学ぶことができます。「入試数学の掌握 総論編」は、それらの参考書で学んだ基礎力をさらに発展させ、難易度の高い問題に挑むための参考書です。
もちろん「1体1対応の演習」は入試数学を十分にクリアできるレベルです!
2. 到達できるレベル感
「入試数学の掌握 総論編」を使いこなすことで、京大・東大といった最難関大学の数学にも十分対応できる力がつきます。
この参考書をマスターすれば、特に数学で他の受験生に差をつけることが可能です。
どんな人におすすめか?
「入試数学の掌握 総論編」は、以下のような生徒に向いています。
1. 京大・東大・医学部など、難関大学を目指す人
難関大学では、基礎力だけではなく、思考力や発想力が問われる問題が出題されます。
この参考書で学ぶことで、より複雑な問題に対応できる力が養われます。
タイトルにも書いてあるとおり、理3や京大医学部なども視野に入れています。
2. 数学を得点源にしたい人
数学を得点源にしたい、もしくは数学が得意科目で、さらなる実力向上を目指したい生徒におすすめです。
難易度の高い問題に取り組むことで、得点力を伸ばし、最難関の問題にも自信を持って取り組めるようになります。
難易度高すぎますが、説明が充実しすぎているので、問題を解けなかったとしても、1問から非常に多くの情報を得ることができます!
ハイレベル理系数学の完全攻略もたくさんの解説が魅力的ですが、それ以上の解説量があります!
ハイレベル理系数学の完全攻略は、難易度も「入試数学の掌握」より少し易しいです。
「ハイレベル理系数学の完全攻略」は、難関大学の理系数学対策に特化した参考書です。 数学の基礎がある程度固まっている受験生や、理系大学の入試問題に対応した高度な問題を解きたい学習者に向けて書かれており、演習を通じて応用力と問題解決力を養うための1冊です。 特に、理系の難関大学(旧帝大や早慶、国...
3. 入試数学を“極めたい”人
数学の力を徹底的に鍛え上げたいという向上心のある生徒に最適です。
受験勉強の一環としてだけでなく、数学力そのものを追求する意識で取り組むと、より効果が発揮されます。
夏休みとかに、じっくり時間をかけて取り組みましょう!
難易度:十段階評価で9~10
「入試数学の掌握 総論編」の難易度は、十段階評価で9~10と非常に高いレベルです。
- 難関大学の入試で出題されるような高度な思考力を必要とする問題が多く、基礎力だけでは対応できません。
- 思考力や論理的な構成力を問われる問題も多く、全てを完璧に解くためには相当な実力と覚悟が必要です。
ほとんどの受験生にとっては挑戦しなくてもよいレベルの内容であることを理解したうえで、適切な取り組み方が求められます。
総論編の効果的な進め方
「入試数学の掌握 総論編」を使いこなすには、基礎を固めたうえで、効率的に学習を進めることが大切です。
また、全てを完璧にしようとしない意識も重要です。
以下に進め方と注意点をまとめます。
1. 青チャートなどで基礎をしっかり固めてから始める
青チャートや1対1対応の演習をしっかりマスターし、基礎力が十分に身についてから総論編に進むと効果的です。
基礎が不十分なままでは、この参考書に取り組んでも挫折してしまう可能性が高いです。
ハイレベル理系数学の完全攻略をしてからでも、十分いいですね!
「ハイレベル理系数学の完全攻略」は、難関大学の理系数学対策に特化した参考書です。 数学の基礎がある程度固まっている受験生や、理系大学の入試問題に対応した高度な問題を解きたい学習者に向けて書かれており、演習を通じて応用力と問題解決力を養うための1冊です。 特に、理系の難関大学(旧帝大や早慶、国...
2. すべてを完璧にしようとしない
「入試数学の掌握 総論編」にある全ての問題を完璧に解く必要はありません。
難問や発想力を要する問題も多いため、特に重要なテーマや頻出分野に集中し、取捨選択しながら学習を進めることが大切です。
試験に出やすい問題から優先的に取り組み、余裕があればさらに難易度の高い問題に挑戦しましょう。
たくさん解くよりは、しっかりとじっくり解説を読み込むことを意識しましょう。
3. 解説をしっかり読み込み、考え方を学ぶ
総論編では、解説が非常に丁寧に書かれているため、ただ解答を見るだけでなく、なぜそのアプローチが取られているのかを理解することが重要です。
解法の背景にある考え方を身に付けることで、似た問題に出会った際に応用できる力が養われます。
類題もメインの問題の後についているので、自分の思考方法の確認をすることができます。
4. 復習を忘れずに行う
問題数が多く、内容も難しいため、一度解いただけでは理解が不十分になることがあります。
繰り返し解き直し、知識を定着させていくことで、数学力を確実に伸ばせます。
注意点:全てをマスターしようとしない
総論編に収録されている問題は難易度が高く、全てをマスターしようとすると膨大な時間と労力が必要です。合格に必要な力を確実につけるためにも、以下の点に注意して学習を進めましょう。
1.目的意識を持って取り組む
総論編は「解けたらラッキー」程度の難問も多いため、受験の必要性に応じて取捨選択を行うことが重要です。
試験で出る可能性が高いテーマに集中し、すべての問題を完璧に解く必要はないことを常に意識しましょう。
2.問題を解く時間を決める
ある程度の時間で解けなければ、解答を確認する姿勢も大切です。
実際の試験でも時間配分が重要であるため、無理に粘らず解説を読むことで、効率よく学習を進めることができます。
Cocoオンライン自習室でのサポート
「入試数学の掌握 総論編」を進める中で、わからない問題や理解しづらい部分が出てきたときには、Cocoオンライン自習室を活用してみてください。Cocoでは京大生などトップクラスの講師が質問に答えてくれるため、高度な内容もすぐに解決でき、理解が深まります。難しい問題に対するアドバイスやヒントをもらうこともできるので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
「入試数学の掌握 総論編」は、難関大学の受験生にとって非常に役立つ一冊です。
しかし、全てを完璧にしようとすると時間がかかりすぎてしまうため、重要なテーマを絞り込んで学習することが大切です。
取捨選択を意識し、効率的に学習を進めることで、総論編を最大限活用し、合格への力を確実につけていきましょう。
コメント