はじめに
「合格る計算 数学I・A・II・B」は、大学受験の数学対策に特化した参考書で、計算力を徹底的に強化するために作られた一冊です。特に、大学入試において計算の正確性とスピードが合否を左右することは少なくありません。
本書は、基礎から応用まで計算力を磨き、難問にも対応できる力を身に付けるための重要な参考書として、多くの受験生に愛用されています。
この記事を読むべき人
・計算ミスが多いけど改善しない、、、
・数学の試験で時間が足りない
・難関大学を志望している人
この記事では、2024/10/9に新発売された「合格る計算 数学I・A・II・B」の特徴、難易度、進め方、注意点などを詳しく解説し、どのような人におすすめかを考察します。
タイトル |
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レベル | ★★★★★★☆☆☆☆(6:難関大学レベル) |
著者 | 広瀬 和之 |
ページ数 | 200頁 |
出版社 | 文英堂 |
価格 | 1,420円(税込) |
購入先 | Amazon、書店など |
参考書の特徴
1. 計算力に特化した構成
「合格る計算 数学I・A・II・B」の最大の特徴は、計算力に焦点を当てていることです。受験において計算ミスは大きな失点要因となりますが、この本では、計算のプロセスを徹底的に練習することで、正確かつ迅速に計算を行える力を養成します。
入試本番でいかにミスしないかは、合否を左右します
実際に、筆者も計算ミスが多かったですが、この本や計算ミスに対して、しっかりと対策することで本番では、絶対に計算ミスだけはしないという自信を持って臨むことができました。
2. 基礎から応用まで段階的に進められる
本書では、基礎問題から応用問題まで段階的に進められる構成となっています。
最初に基礎をしっかり固めることができるため、計算に不安のある人でも無理なくスタートでき、徐々に難易度を上げながら、応用力を養っていくことが可能です。
逆に、『ある程度自信があるけど、どこか大切なところでミスしてしまう』という人は、難しめのものをやって行った後で、戻ることで勉強効率を上げることもできます。
3. 豊富な演習問題
問題数が多く、同じ形式の計算問題を繰り返し解くことで、解法の流れと計算の正確さを磨けます。特に、ミスを防ぐための注意点が随所に挿入されており、計算ミスをなくすためのトレーニングが効果的に行えます。
(Amazonに記載の説明文)
難易度:十段階評価で6
「合格る計算 数学I・A・II・B」の難易度は、十段階評価で6に位置します。これは、基礎から応用まで架け橋となるような問題を扱っていることから、一度応用問題にチェレンジしたけど、少し挫折したような受験生に最適です。
問題自体だけを見れば、簡単に感じることもあるかと思いますが、この問題集ではいかに早く、正確に計算を行えるのかに焦点を当てているので、他の参考書とは別の考え方が必要になってきます。
どんな人におすすめ?
1. 計算ミスが多い人
大学受験では、計算ミスが致命的になることが多いです。問題の解法を理解していても、計算ミスによって得点を逃してしまうことがよくあります。この参考書は、計算に特化しているため、計算ミスを減らしたい人に最適です。練習を通じて、正確な計算力を身に付けることができます。
2. 基礎力をしっかり固めたい人
受験生の多くは、応用問題に取り組む前に、まず基礎力を固める必要があります。この参考書は、計算の基礎から応用まで段階的に進められるため、基礎から計算力を磨きたい人におすすめです。
3. 難関大を目指す理系受験生
理系の難関大学を目指す受験生は、計算力が勝負のカギを握ります。(これはマジで感じます)
特に、計算が速くて正確であることが求められます。この参考書を使って、正確で速い計算を習得することで、難関大学の合格に近づくことができるでしょう。
進め方
1. 基礎問題を徹底的に解く
最初は基礎問題から取り組み、計算の流れを確認しながら進めます。焦らずにじっくりと解き、解法や計算過程を理解することが重要です。解説をしっかり読み込み、なぜその解法が選ばれるのかを納得できるまで繰り返し取り組んでください。
2. 反復練習で計算力を向上させる
この参考書の特徴は、同じ形式の問題を何度も解くことで計算力を確実に向上させることができる点です。特に苦手な問題や計算ミスをした問題は、何度も繰り返し解き、完全に解けるまで練習しましょう。
3. 応用問題に挑戦
基礎をしっかり固めた後、応用問題に挑戦します。ここでは、正確な計算だけでなく、スピードも意識して解くことが大切です。入試本番を想定し、時間内に問題を解き切るトレーニングを行いましょう。
注意点
1. 基礎をおろそかにしない
「合格る計算 数学I・A・II・B」は、基礎から応用までカバーしていますが、いきなり応用問題に取り組むと理解が浅くなり、計算ミスが増えてしまう可能性があります。必ず基礎から順に学習を進めるようにしましょう。
結構この参考書は一見簡単そうに見えますし、入試直前の人には簡単に感じて欲しいのですが、その奥は深いものになっています。
2. 復習を怠らない
計算力を向上させるためには、復習が不可欠です。特に、計算ミスをした問題はしっかりと復習し、次に同じ間違いをしないように注意しましょう。繰り返し解くことで、ミスを防ぐ力が養われます。
3. 計算のスピードを意識する
基礎が固まってきたら、次はスピードを意識して問題に取り組むことが大切です。特に入試本番では、限られた時間で正確に計算をこなすことが求められます。タイマーを使って時間を計りながら解くと、実戦に近い形でトレーニングが可能です。
まとめ
「合格る計算 数学I・A・II・B」は、大学受験において必要な計算力を徹底的に鍛えるための参考書です。基礎から応用まで段階的に学習できるため、計算が苦手な人でも無理なくステップアップできます。難易度は十段階中6であり、特に理系の難関大学を目指す受験生には最適な一冊です。
この参考書を使って、基礎力を固め、応用問題に対応できる計算力を養うことで、大学受験に向けた準備を着実に進めていきましょう。
もし、使い方などに困ったら、Cocoで質問してみるのもいい選択肢となると思います!
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