「ハイレベル理系数学の完全攻略」は、難関大学の理系数学対策に特化した参考書です。
数学の基礎がある程度固まっている受験生や、理系大学の入試問題に対応した高度な問題を解きたい学習者に向けて書かれており、演習を通じて応用力と問題解決力を養うための1冊です。
特に、理系の難関大学(旧帝大や早慶、国立大など)を目指す受験生にとって、非常に有効な参考書です。筆者も現役合格した時には、使っていて結構なお気に入りの参考書です。
それでは、具体的な使い方やおすすめの人について解説していきます。
タイトル | ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C[ベクトル]の完全攻略〈改訂版〉 |
レベル | ★★★★★★★★☆☆理系早慶レベル |
著者 | 米村明芳、杉山義明 |
ページ数 | 285頁 |
出版社 | 駿台文庫 |
価格 | 1320円(税込) |
購入先 |
簡単におすすめポイントや向いている人を紹介した上で、詳しい解説をしていきますので、簡単な情報だけをみたい方は、ここだけみていってください。
✅おすすめポイント
・とにかく難しい問題に対しての解説が丁寧。復習にも使える。
✅向いている人
・基礎問題は解けるけど、応用問題がわからない人
・定期テストはできるけど、模試ができない人
・論理的になぜこの発想になるのかを知りたい人
・数学の底力を上げたい人
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おすすめポイント
1. 難易度の高い問題に対応
この参考書は、難易度の高い問題をギュッとまとめて問題数は少なめです。特に、理系の受験生にとって重要な「微積分」「ベクトル」「数列」「確率」「整数」など、難関大の入試で頻出の分野が充実しています。単なる公式の暗記や計算力だけでなく、応用力や思考力を問う問題が中心です。
2. 詳細な解説が学習をサポート
「ハイレベル理系数学の完全攻略」では、難易度の高い問題に対して非常に詳しい解説が付いており、どのように考えて問題を解けば良いのかがしっかりと説明されています。解法のプロセスを理解しながら、自分の思考パターンを磨くことができるため、ただ答えを覚えるのではなく、論理的な思考力を養える構成になっています。
解説が詳しすぎるので、あまりスラスラとは進みませんが、その過程で、自分の今までの基礎を見返したり復習したりすることができます。
3. 難関大入試に特化
この参考書は、東京大学、京都大学、東京工業大学などの最難関大学を目指す受験生向けに作られており、難問を通じて入試で求められる力を身につけることができます。
受験において差がつきやすい難問に焦点を当てているため、他の受験生と差をつけるためにも最適です。しかし、基礎問題ができる前提で、差をつけるためにこの問題集は行いましょう
4. 段階的なレベルアップが可能
本書では、難問だけが出題されているだけではなく、基礎問題から応用問題まで段階的に難易度が上がる構成となっています。初めて難問に挑戦する人でも、基礎から徐々にレベルを上げていくことで無理なく学習を進めることができます。いきなり高難易度の問題に飛び込むのではなく、確実にステップアップしていけるところも大きな魅力です。
どんな人におすすめか?
この「ハイレベル理系数学の完全攻略」は、難関大学を志望する理系の受験生や、数学を得意科目にしておきたい受験生に最適です。特に次のような人におすすめです。
1. 基礎が解っても応用問題になると手も足も出ない人
本書は、あくまで応用力や思考力を鍛えるための参考書です。基礎的な問題は既に習得しており、標準レベルの問題を解ける段階にある受験生が、さらに難易度の高い問題に取り組むための参考書です。基礎が不十分な人は、基礎固め用の参考書を先にしっかり仕上げてから取り組むのが良いでしょう。
この問題集を通して、基礎ができているのかを判定してもいいですね。
2. 難関大志望者
旧帝大や早慶、東京工業大学など、難関大学の理系学部を志望する受験生に特に向いています。これらの大学の入試では、基礎問題だけでなく応用力や思考力を問われる問題が多く出題されるため、そのような問題に慣れておく必要があります。本書は、その難易度の高い問題への対策に最適です。
3. 論理的になぜこの発想になるのかを学びたい人
受験で数学を武器にしたい人にもおすすめです。他の受験生が解けないような問題に強くなることで、数学を得点源にできます。問題を解く力がつけば、合格の確率が一気に高まるでしょう。
そのためには、『数学のセンス力』を磨く必要があります。
しかし、それは才能なんかではなく、論理的な発想でこのレベルな問題集なら解くことができます!なのでこの問題集を通して、そんな今まで才能があるから解けていそうだったあの子にも、追いついてしまいましょう。
どうやって勉強していけばいいのか?
1. 基礎をしっかり固めてから取り組む
まずは、標準レベルの参考書(例えば「基礎問題精講」や「黄チャート」など)で基礎をしっかり固めてから、この「ハイレベル理系数学の完全攻略」に取り組むことをおすすめします。基礎が固まっていない状態でいきなり取り組むと、難しすぎて理解できない部分が多くなってしまう可能性が高いからです。
できれば、1対1対応の問題集も取り組んでおくとなおよしですね。
はじめに MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)に合格するためには、数学の基礎から応用までをしっかりと押さえることが重要です。しかし、受験生の皆さんは、自分のレベルに合った参考書を選ぶことが難しいと感じることも多いでしょう。 この記事では、現在の学力レベルに応じて...
2. 1日1〜2問ずつ、じっくり取り組む
この参考書は、難易度が高いため、1日1〜2問ずつじっくり取り組むのが良いです。問題を解いた後、必ず解説を読み、解き方を理解しながら進めていくことが重要です。難問に対してどのようにアプローチするか、その思考プロセスを学ぶことがポイントです。
3. 自力で解けなかった問題は解き直す
最初は解説を見ながら取り組むことが多いかもしれませんが、繰り返し解くことで自力で解けるようになります。理解した問題も、時間を置いてから再度解き直すことで、確実に身につけましょう。解法の流れや考え方を完全に自分のものにすることが重要です。
4. 分からないところは飛ばしてOK
最初からすべての問題を完璧に解けるわけではありません。分からないところは無理にこだわらず飛ばし、後で解説をしっかり読み込むことで進めていくのが効率的です。一度ではなく、2回3回と繰り返し取り組むことが理解への近道です。
難易度:10段階評価で8
この「ハイレベル理系数学の完全攻略」は、難関大学の受験生向けということもあり、難易度は10段階で8と評価できます。基礎力がしっかりしている受験生にとっては非常に有効な参考書ですが、初学者や基礎力に不安がある人にはハードルが高いため、基礎固めを終えてから挑戦するのが最適です。
早慶レベルや旧帝レベルも、この問題集を解けば、簡単に感じられるようになると思います。
まとめ
「ハイレベル理系数学の完全攻略」は、難関大学を目指す理系受験生にとって、非常に強力な武器となる参考書です。難問に挑戦し、論理的思考力と応用力を磨くことで、他の受験生に差をつけることができるでしょう。しっかりと基礎を固めた上で、じっくりと取り組むことで、合格への道を確実に進んでいけます。
今後、より具体的な問題解説や勉強方法に関する記事も掲載予定ですので、ぜひ参考にしていただき、受験勉強を効率よく進めていきましょう!
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